【ACT26日】 オーストラリア代表(サッカールーズ)がスコアレスドローでワールドカップ決勝トーナメント進出を決めた。次戦はファンにとって厳しいキックオフ時間となる見通しだ。
サッカールーズは苦戦しながらも決勝トーナメント進出を果たし、オーストラリアのファンには“早朝スタート”が待ち受けることとなった。グループDの大一番、パラグアイ戦は見どころに欠ける0-0の引き分けに終わったが、この結果によりトニー・ポポヴィッチ監督率いるチームはベスト32入りを決めた。試合は国内で数百万人が見守った。
試合前には、各地のファンパークやパブ、観戦イベントに多くのサポーターが詰めかけ、緊張感のある雰囲気に包まれた。メルボルンのフェデレーション・スクエアでは、正午キックオフの試合に向け、午前9時の時点で収容人数7500人に達し、満員となった。しかし、決勝トーナメントでの試合を観戦するには、オーストラリアのファンは深夜または早朝の視聴を強いられることになる。
この結果により、サッカールーズは開催国アメリカに次ぐグループD2位で通過。次戦はアメリカ・ダラスで7月3日(金)午後1時(現地時間)に行われる。これはオーストラリア東部標準時(AEST)では7月4日(土)午前4時キックオフとなる。不利な時間帯にもかかわらず、国内のファンパークや会場は引き続き熱気に包まれる見込みだ。
試合終了直後、南オーストラリア州政府はアデレードの公式観戦会場「アデレード・ライブサイト・アット・ザ・ドライブ」を午前3時に開場すると発表した。エミリー・バーク観光相は「これまでの3試合での会場の雰囲気は素晴らしく、たとえ早朝でも多くのファンが集まるだろう」と述べた。
今回の試合は比較的観戦しやすい時間帯だったこともあり、全国の会場には多くのファンが押し寄せた。職場によっては、昼休みの延長を認める動きも見られた可能性がある。ジム・チャーマーズ財務相は試合前、「長めのランチになることを雇用主は覚悟すべきだ」とコメント。「サッカールーズには特別な魅力がある。この重要な試合を考えれば、昼食後に職場へ戻らなくても理解を示す雇用主は多いだろう」と語った。
フェデレーション・スクエアでは、観客がバリケードに押し寄せ、警備員が対応に追われる様子も確認された。試合数時間前から、フェンスを乗り越える若者や場所取りで押し合う人々、チャントを先導するグループなど、混乱した状況も報告された。最初の観客は午前5時頃から列を作り始め、約3時間後には満員に達した。
また、アメリカ戦の前には発煙筒14本と花火1発を使用したとして2人が逮捕されている。シドニーのタンバロング・パークなど全国各地の観戦会場でも多くの人が集まり、発煙筒の煙が立ち込める場面も見られた。こうした熱気はオーストラリア国内にとどまらず、アメリカでも広がっている。サンタクララでは、緑と金のユニフォームに身を包んだオーストラリア人サポーターが街を埋め尽くし、大きな盛り上がりを見せている。
ソース:news.com.au – Early start on horizons for Aussies as Socceroos reach World Cup knockouts