【ACT2日】 ジム・チャルマーズ財務相は、燃料税(燃料の卸売輸入に課される税)の一時的な引き下げが3日に終了するのに合わせ、給油所での価格上昇を厳しく監視するようオーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)に書簡を送った。
中東での戦争によって価格が急騰したことを受け、アルバニージー政権が約3か月前にこの税を引き下げて以降、ドライバーたちはさらなるガソリン価格の上昇圧力に備えている。1リットルあたり32セントの値引きは6月に半減され、8月2日午前0時をもって完全に終了。
チャルマーズ氏は31日、ACCCのジーナ・カス=ゴットリーブ委員長に対し、サービスステーションによる価格引き上げに注目するよう求めた。同氏は、「燃料税率が通常水準に戻る中で、消費者が支払う価格にその変化が適切に反映されていることを確保するため、燃料価格の監視を強化するよう」要請した。チャルマーズ氏は、説明のつかない値上げは「厳しい監視の対象になる」と強調した。
レギュラーガソリン(オクタン価91)の平均価格は、2月28日の戦争勃発時には1リットルあたり189セントだったが、3月31日には257セントまで上昇した。その後、税の引き下げにより6月30日までに152セントまで低下したが、現在は193セントまで再び上昇している。
これに先立ち、マーク・バトラー保健相は、前回の減税時と同様、今回の変更でも価格が即座に急騰することはないとの見方を示した。バトラー氏は、政府はこの変更が価格に与える影響について「率直に説明してきた」とし、インフレ抑制効果は「通常状態に戻る過程で均衡する」と述べた。
また、減税の延長を検討したかとの質問に対しては、支援は重要である一方、「いずれは通常状態に戻すことも重要だ」と答えた。「首相と財務相がここ数週間示してきたように、状況を注視してきた」とし、「最終的には通常状態に戻る必要があり、当初の計画通り今週末に実施することを決定した」と述べた。
バトラー氏は、最近の価格上昇は、2月28日にアメリカとイスラエルが奇襲攻撃を行ったことを背景に、アメリカとイランの間で再び戦闘が激化したことによるものだと認めた。この上昇は「政府の決定によるものではなく、中東の混乱によるものだ」とした。「この戦争の代償を私たち全員が払っていることを改めて示している。早期終結が望まれる」
野党のエネルギー担当ダン・テハン氏も「戦争の解決」を望むと述べた。同氏はNews24に対し、「燃料供給体制を整えるには十分な時間があった」と語った。また政府に対し、「支出削減と生活費の引き下げに注力すべきだ」と求めた。「それが最大の課題であり、それに集中すれば、この減税措置の終了による価格上昇にも人々が対応しやすくなる」と述べた。
7月26日時点で、ガソリンの平均小売価格は1リットルあたり182.3セントであり、今回の変更が供給網を通じて反映されるにつれ、さらに上昇する可能性が高い。また、大型車両の道路利用料も月曜日から通常の1リットルあたり32.4セントに戻される。これは、ディーゼルなどの液体燃料に対して16.4セントに引き下げられていたものだ。
ソース:news.com.au – Treasurer Jim Chalmers writes to ACCC as fuel excise cuts expire