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QLD州で3000万年前の化石発見

【QLD28日】   クイーンズランド州中部で発見された約3000万年前の保存状態の良い果実化石から、オーストラリアでは初となるノボタン科植物の化石記録が確認された。研究チームは、未知だった新属・新種「カペラ・ラウリングシー」を特定し、植物の進化や分布の歴史に関する従来の説を覆す発見だとしている。

ノボタン科は現在、熱帯地域を中心に分布し、豪州では主に北部や東部に生育している。これまでの分子データでは、東南アジアから豪州へ移動したと考えられていた。しかし今回の化石は、豪州が東南アジアと接触するより数千万年前の約3000万年前には、すでに同科の植物が豪州に存在していたことを示している。このことから、研究者は同科が古代大陸ゴンドワナの熱帯雨林に由来する可能性を指摘する。

化石はカペラ近郊の非常に硬い岩石から見つかり、火山活動によって植物の組織が良好に保存されたとみられる。世界でも同科の果実全体が化石として確認された初の例で、植物化石の軟組織が残ること自体も極めて珍しいという。研究成果は植物の古生物地理学を見直す重要な手掛かりとなる。

ソース:abc.net.au – Central Queensland fossilised fruits discovery changes understanding of plant evolutionary history

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