【SA28日】 南オーストラリア州グールワで見つかった死んだハンドウイルカから、H5N1型鳥インフルエンザウイルスが検出された。オーストラリアでイルカからH5N1が確認されたのは初めてである。州当局によると、イルカは鳥を食べたか、野鳥と近距離で接触したことで感染した可能性がある。イルカはH5N1に感染しやすいとされる一方、感染したイルカが海岸に打ち上げられるケースは少なく、世界的にも報告例は限られている。
今回の確認は、アデレード北西部で今週見つかったアカギツネからH5N1が検出されたことに続くものだ。豪州全体ではこれまでに350件以上の鳥インフルエンザ陽性事例が確認されており、SA州では今回の確認に伴い累計249件となった。州当局は、鳥から哺乳類への感染が続いていることから、今後も確認件数が増えると予想している。
また、豪州南極局は、野生動物の大量死が発生した場合に研究者が心理的な影響を受ける可能性を考慮し、マッコーリー島から研究者を撤収させる準備を進めている。
州当局は、病気の鳥や死んだ鳥を見つけた場合、触れずに場所を確認し、可能であれば写真を撮った上で、緊急動物疾病ホットライン(1800 675 888)に通報するよう呼びかけている。
ソース:abc.net.au – First H5N1 bird flu detection confirmed in Australian dolphin