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鳥インフルがシドニーに到達

【NSW4日】   世界各地で鳥やアザラシの個体群に甚大な被害をもたらしている致死性のH5N1型鳥インフルエンザウイルスが、シドニーで確認された。

NSW州政府は、ポート・ケンブラとシドニー・ノーザンビーチーズのワリウッドで見つかったオオアジサシ2羽からH5N1型鳥インフルエンザが検出されたと発表した。さらに、コフスハーバー近郊のコリンディでは、ハットンミズナギドリ1羽からも感染が確認された。

ノーザンビーチーズで確認された2例は、シドニー市内でH5N1型鳥インフルエンザが記録された初めての事例となる。また、コフスハーバーの事例は、NSW州でミズナギドリからH5N1型鳥インフルエンザが確認された初のケースとなった。

政府報道官は4日、「現時点で周辺地域で鳥の大量死は確認されておらず、監視を継続している」と述べた。3日時点で、NSW州ではH5型鳥インフルエンザに関する事例が20件、全国では468件確認されている。

NSW州のペニー・シャープ環境相は、このウイルスが州内の野生生物に及ぼす影響について「深刻な懸念」を示した。

「政府の政策だけで、このウイルスが野鳥の間で広がるのを止めることはできない」と同氏は述べた。「私たちにできることは、保険的な個体群へのワクチン接種、生息地の保護、そして外来種の駆除によって野生生物を守ることだ。また、市民の皆さんも重要な役割を担っている。病気や死亡した鳥には触れず、『家畜緊急疾病ホットライン』へ通報することで、新たな感染事例の早期発見と監視活動に役立てることができる」

NSW州のタラ・モリアーティ農業相は、政府は「事前の備え、監視、そして迅速な対応」に重点を置いていると述べた。「裏庭でニワトリを飼っている人や、鳥を飼育している人は、飼育している鳥が野鳥と接触しないよう、今こそ予防策を講じるべきだ」と同氏は呼びかけた。

「また、ビーチや公園で犬を散歩させる際には、死骸を食べたり野鳥を追いかけたりしないよう注意することを推奨する。人やペットが感染するリスクは低いものの、あらゆるリスクを最小限に抑えることが重要だ」

養鶏業界では現在のところ、鶏を屋内で飼育することについては自主的な対応にとどまっている。州政府は、死亡または衰弱した鳥を見つけた住民に対し、写真を撮影したうえで「家畜緊急疾病ホットライン」に報告するよう呼びかけている。

ソース:news.com.au – H5N1 bird flu reaches Sydney as two cases detected on Northern Beaches

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