一般

秘密書類テレストラの重大問題を暴露

キャンベラ- 新たな秘密書類がテレストラの通信電話網に問題があり、それを解決するためにはテレストラが莫大な金額を投資しなければいけないことを明らかにした。連邦政府のためにつくられた報告書によると、テレストラの通信電話網の14%に問題があり、過去3年から5年間に事業を改善するために$30億を投資すべきだったとされている。報告書は更にテレストラは株主に配当金を支払い続けるためにその準備金から資金を引き出し続けることは出来ないだろうと警告した。
 
報告書は労働党によって準備され、ジョン・ハワード首相と上級議員らにテレストラの新しいトップ,ソル・トルジロ氏によって8月11日の国会での会議中に手渡された。野党党首キム・ベイズリー氏はこの様なテレストラの重要な報告書がなぜ160万人の株主らに渡されずに政府にのみ渡ったのか質問した。氏は報告書は、テレストラが準備金から資金を引き出し株主に配当金を払い続けることによってその株値を引き上げておくように政府が強制したことを証明するものだとした。氏はまた“政府が財政予算のために、そしてテレストラの株価を引き上げるために配当金を要求している。現在起こっていることはテレストラの売却にそなえて, その株価を吊り上げたい政府の都合のいいようになっているだけだ。”と述べた。
 
ジョン・ハワード首相はテレストラの通信網への投資を犠牲にして配当金を支払っているという意見を否定した。そしてテレストラが完全民営化されていないことがテレストラの最も大きな問題だと述べた。
 
 
 

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら