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科学的地震予知、当分は無理

 パリ 12日 - イギリスの週間科学雑誌Natureに記載された報告によると、科学者による長期にわたる地震予知の試みは、残念ながら失敗に終わりそうだ。報告はカルフォルニアにおける長期間の地震予知プロジェクトの結果をもとにしている。
 
カルフォルニアにおける実験では、多数の震度計が震源地として悪名高いパークフィールド市にあるサンアンドレアス断層沿いの40キロにわたる地域に埋め込まれ、これらの震度計によって継続的に地盤の揺れと動きが計測された。しかし、2004年の9月28日には、何の警告もなしに震度6.0の地震がこの地域を襲った。地震の発生が差し迫っているという兆候も、断層のひずみの蓄積を示す兆候も少しも発見することは出来なかった。
 
「地震予知は地震学の最終的な目的だ。何の前兆も見つけられなかった2004年のパークフィールド地震は、差し迫った地震の予測がまだ不可能なことを意味している。」と報告書は述べている。
 
地震予知の当たった事例もある。もっとも驚くべき事例は3月に起きたスマトラ島沖での地震の予知で、アルスター大学の地震学教授ジョン・マックロスキーによって発表された。マックロスキー教授は2004年12月26日のインド洋での大津波を起こしたスマトラ島沖大地震後、地震によって同じ断層の弱い部分に更なるストレスがかかっていると述べ、3月17日にこの断層部分でマグニチュード8.5規模の地震が発生する危険が迫っていると発表した。その11日後、マグニチュード8.7の地震が同地域を襲った。
 

しかし、このように正確な地震予知は地震学上では極端に稀だという。

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