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オーストラリアに新たなベイビーブーム

キァンベラ 16日 - オーストラリアに新たなベイビーブームが訪れている。
 
昨年、2003年より3100人多い254,200人の子供が生まれ、女性一人当たりの出生率は2003年の1.75から1.77に上昇した。これは過去10年の中で最も多くの年間出生数。
 
一部では、連邦政府の新たな“ベイビーボーナス”(2004年7月より出産時に3000ドルが母親に支払われる)が出生率の増加に影響していると見られている。人生の中で出産時期を遅らすことへの懸念が広まっていることも、原因の1つと見られる。
 
30代前半の女性が、このベイビーブームを支える中心だが、35歳から39歳の女性も出産率が増加の傾向にある。昨年に出産した女性の平均年齢は30.6歳。 1971年には平均年齢は25.4歳だった。
 
オーストラリアの出生率は、避妊ピルの使用が広まった1960年代から減少し続けていた。過去5年間、オーストラリアの出生率平均はイギリスやカナダより僅かに高く、米国やニュージーランドより僅かに低かった。香港の平均出生率は0.9で、アフリカのニジェールは7.9となっている。

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