政治

NSW州緊急議会、暴動規制新法律可決

シドニー15日-暴動を取り締まる上で、NSW州警察がさらなる権限を有するための新法律が15日、NSW州議会にて可決された。

議会は11日に発生したクロナラビーチでの暴動を受け、緊急に開かれた。新法律により、NSW州警察は、暴動が発生した地域、あるいは脅威にさらされている地域を封鎖する権限が与えられることになる。暴動の発生に関連しているとされる車や携帯電話については、警察は最長7日間押収することができる。また、同州警察は封鎖地域における人や車の捜索、身分証明書等の提示の要求などが可能になる。さらには、アルコール販売許可証をもつ店舗を閉鎖することもできる。

犯罪法には修正が加えられ、修正後の法律によると、暴動行為の罪に対する懲役は最高10年から15年に延び、乱闘などの罪に対する懲役は2倍の最高10年に延長された。

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