国際

日本捕鯨船への抗議活動、罵り合いに悪化

キャンベラ 27日 - 南洋海で続く日本の捕鯨船とグリーンピースの抗議船との捕鯨戦争は激しさを増し、日本側はグリーンピース側の抗議活動を海賊行為と同じと非難した。
 
先週から、2隻のグリーンピース抗議船と6隻の日本の捕鯨船は、南洋海での捕鯨活動を巡って対立を続けており、軽度の衝突事故まで発生している。
 
この夏、日本政府は南極海で、935頭のミンク鯨と10頭のひれ鯨を科学的研究目的を理由に捕獲予定。商業的捕鯨の再開を願う日本側は、科学的研究目的を捕鯨活動を正当化する理由として利用している。
 

ボブ・ブラウン・グリーンピース代表は、日本の捕鯨活動こそ真の海賊行為である。日本側は捕鯨戦争に負け出したようで、船内では船員の捕鯨活動に対する反対行為が発生していると述べた。また、同氏は「日本政府は捕鯨船を日本へ呼び戻すべきだ。そして小泉首相は、日本政府が南極海で行っている鯨の虐殺と、それに関る如何なる人身的被害の責任を取るべき。南洋海で唯一海賊行為を行っているのは、世界の鯨を違法に捕獲する日本政府だ。」と日本政府を非難した。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら