一般

瀕死の状態の被害者、決死のコール「000」

メルボルン3日ー新人写真家のコリーン・アーウィンさん(23歳)とテン・ネットワークのグラフィックアーティストのローラ・アーウィンさん(21歳)の姉妹が28日午後9時ごろ(東部夏時間)、ミラーズ・ロードにある自宅で殺害された事件で、同姉妹の一方が、瀕死の状態の中、「000」をダイヤルしていたことがテレストラの調べで明らかになった。

電話は5秒間だけオペレーターにつながったが、被害者は喉を切られていたため、声を出すことができなかった。テレストラは、この電話を調査しなかった理由を、このような無言電話は1日に28千件あり、当日かかった電話もそのうちの一つだと判断したからだと回答した。

同事件の容疑者で、被害者らの隣人であるウィリアム・ジョン・ワトキンス容疑者は31日、ガソリンを盗んだ容疑で西オーストラリア警察の警官に取り押さえられた後、同警察官に激しい暴行を加えた。その後同警察官の判断で、容疑者は射殺された。同容疑者は暴行やレイプの犯罪歴があった。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら