政治

QlD州、肥満問題深刻化、会談開催予定

ブリスベーン28日ーQLD州政府は、同州で増加しつつある肥満の問題に取り組むため、会談を開催する予定。ピーター・ビーティーQlD州首相は28日、特に子供の肥満の問題について懸念していると述べた。また、食事、喫煙、運動、過度の飲酒などに関わる若者らのライフスタイルの改造に早急に取り組まなければ、親よりも早くに子供が死に至るリスクも高まると、警鐘を鳴らしている。

QLD州は、予防可能な病気で死に至った割合がオーストラリア国内で最も高い。オーストラリア統計局が27日に発表した国家調査によると、肥満人口はオーストラリア全体で増加傾向にあるという。同州では、非喫煙法、アルコールの消費量を減少させるための対策、州内の学校の給食の改善計画などを導入しており、同州の健康改善に力を注いでいる。同会談では、不健康な食事や運動不足などを含む肥満問題についての解決策を見出したいとしている。

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