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“bloody”なんて使っちゃだめ!豪政府観光局新スローガン、イギリスで使用禁止

[ブリズベン-10日]オーストラリア政府観光局はイギリスがテレビでの宣伝に”bloody”という言葉の使用を禁止した件に抗議する予定。
<br.イギリスのテレビ宣伝業務監査機関であるBACCは新しいオーストラリアのキャンペーン用スローガン、"So where the bloody hell are you?(ところで今、一体どこにいやがるんだい?) "を画面上で使用することを禁止した。
豪政府観光局代表のティム・フィッシャー氏は10日、それに対して抗議する構えを表明。2週間前にはじまったこのキャンペーンには18億ドルの予算がかけられており、グレードバリアリーフ、ウルル、シドニー湾、アウトバック、ビーチなどオーストラリアの大自然を象徴するポイントが紹介されている。1ヶ月前、豪政府観光局はイギリスではこのスローガンを使用できないだろうと警告を受けていた。しかし、同局は”bloody”以外にふさわしい言葉はないとしてそのままキャンペーンの準備を進めた。
豪政府観光局はこの議論によって宣伝効果はますますパワーアップし、実際、www.wherethebloodyhellareyou.comウェブサイトのアクセス数はうなぎのぼりだと述べた。
クィーンズランド州ピーター・ベーティ首相は「イギリスのジョークは好きだけど、今回、彼らは自分たちそのものをジョークにしたといえるね」とちょっぴり皮肉のコメントを発表した。

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