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ダウナー外相、AWBに対する警告は「覚えていない」

シドニー11日ー小麦会社AWBが旧フセイン政権に対し3億ドルのリベイトを支払った事件で、11日にコール審問会に出廷したアレクサンダー・ダウナー外相は、AWBが旧フセイン政権にリベイトを支払う可能性についての厳格な警告を受けた記憶はないと証言した。また、ダウナー外相は、自身がAWBに対し調査をしたときは、適切な回答を得られなかったと語った。

ダウナー外相は11日、外で待っていた大勢の報道陣や抗議団体を避けるために、裏玄関を通って審問会に出廷。コール審問会への12ページにも及ぶ陳述書の中で、ダウナー外相は、AWBと旧フセイン政権との間の契約を問題視する警告メッセージを、2000年以降政府が受け取ったという「明確な記憶」はないという発言を21回にわたって繰り返した。

一方、ダウナー外相は、外務貿易省はAWB に対し書類を引き渡すように要求する法的権力を有しておらず、外務貿易省はAWBに対する警告を適切に処理してきたと語った。また、2年前にAWBの契約を問題視したダウナー外相が調査を実施したときは、十分な回答が得られなかったとも語った。

 

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