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豪政府によるレバノンからの避難用旅客機、第一便がシドニー到着

[シドニー23日]レバノンからの避難用にオーストラリア政府が用意した旅客機の第一便がシドニー国際空港に到着した。

今回戻ってきたオーストラリア人は約125名。待ちわびていた家族や友人達に温かく出迎えられた。豪政府が支払った航空運賃は約2500万ドル。しかしこれはオーストラリア在住者に対してのみ政府が全額負担する形となる。今回のフライトはキプロス発でシドニーには午前8時前に到着した。
ようやく家族と再会できたMajit Mourad(マジト・モウラド)さんは「もう二度と家族とは会えないんじゃないかと思っていた」とレポーターに胸の内を語った。「レバノンの状況は筆舌に尽くしがたいよ。子供達が目の前で死んでいくのに、大人達は何にもできないんだ」。
これまでに約2600人のオーストラリア人がレバノンから逃れて来た。しかしまだ何千人もが戦地に取り残されている。

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