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謎がいっぱい 子供の成長痛 痛みに苦しむ肥満児

シドニー25日ー世界初のオーストラリア研究で、肥満の子供は、成長痛に苦しむ傾向があることが判明した。

SA州の大学が実施した研究で、3人に1人が成長痛を経験しており、その痛みが肥満に関連していることが初めて確認された。Angela Evans(アンジェラ・エバンズ)博士は、4歳から6歳までの約750人の子供を対象に実施した研究で、今まで考えられていたよりも、この問題は拡大していることがわかったとした。

「幼い子供の37%が成長痛を経験しており、その痛みのレベルはさまざまだが、医療専門家にかかっていたり、鎮痛剤を服用していたりする子供もいる」と同博士は語った。子供に見られる成長痛については今までほとんど知られていなかった。これは、幼い子供に見られる症状で、足に痛みを何度も感じ、通常夜に痛みが生じ始めるという。痛みは激痛が走るケースもあれば、連続で痛みが生じるケースもある。

 

同研究の結果、背が高く、偏平足の子供は、成長痛を経験しない傾向にあることが分かった。一方、成長痛を経験している子供は通常、痛みを感じない子供よりも約5%体重が重いことが分かった。

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