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肥満女性に警告 妊娠糖尿病が過去5年で4倍に激増

過去5年間で、妊娠糖尿病を発症した女性の数が4倍に増加したことから、体重超過の女性は妊娠前に体重を数キロ減らす必要があると勧告されている。

 

オーストラリアNSW州糖尿病協会が発表した新統計によると、昨年の妊娠糖尿病の発症件数は18500件以上にのぼる。妊娠中に認められる症状は、血糖値が平常よりも高いことで、これが30%から50%の女性の2型糖尿病の原因となる。また、結果的に、体重超過の乳児が生まれる可能性がある。

 

同協会会長のNeville Howard(ネビル・ハワード)氏は、「400%の増加は、予想以上。糖尿病はますます蔓延しており、妊娠糖尿病の発症件数は著しく増加している。」とAAPに対し語った。また、同氏は、妊娠糖尿病は肥満の蔓延と関連性があり、NSW州の若い女性の30%が妊娠前にすでに肥満か体重超過である」と語った。

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