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F1の警備保障責任者、賄賂が発覚し有罪判決

メルボルン 14日― オーストラリアのメルボルンで開催されたフォーミュラワン(F1)の警備保障責任者Mario Joseph Siketa(マリオ・ジョゼフ・シキータ)(45歳)が、約30万ドルの賄賂を受け取っていた罪で、14日ビクトリア地方裁判所で懲役26ヶ月の有罪判決を受けた。

同被告は、メルボルンF1の警備保障を請け負っていた警備保障会社Wilson Security(ウィルソン警備保障)の総括管理者を務めていたときに、労働者派遣会社からジェットスキーと28万946ドルの賄賂を受け取ったとされる。同派遣会社の労働者が、同警備保障会社から仕事を貰う度に、1時間の労働時間あたり1ドルの賄賂が同被告へと支払われていた。

同被告は、2002年、2003年、そして2004年に、メルボルンF1グランプリの警備保障プロジェクトマネージャーを務めた。

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