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2006年度の倒産件数、前年度比で10%増加

キャンベラ10日-オーストラリアの倒産件数が前年度比で約10%上昇したことが、10日に発表された新統計で明らかになった。9月第3四半期で倒産したのは6076件で、前年同期比で9.9%の増加をみせた。前四半期からは6.5%の上昇。

新債務と自己破産(個人破産)を含む総破産件数は昨年比で7642件にまで増加し、13.2%の上昇となった。NSW州では過去の倒産件数記録を破り、13%アップの2153件だった。次に多かった州がQlD州で1394件。VIC州、SA州、WA州、TAS州、ACT、NT準州がそのあとに続く。

Insolvency and Trustee Service Australia (ITSA:債務超過管財局)は、破産宣告の理由がいまだ分析されていないため、この数値が今年実施された2度の金利引上げの影響を受けたとは断定できないとした。

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