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強姦を正当化するイスラム教教主は辞任すべき

メルボルン26日-The Islamic Council of Victoria(ICV:ビクトリア州イスラム教審議会)は、豪国内で最高位に立つイスラム教教主Sheik Taj Aldin Alhilali(シャイフ タイ・アルディン・アルヒラリ)氏に対し辞任を要求した。

同教主は先月ラマダンの説教の中で、「むき出しのままの肉を道や庭や公園に、また裏庭にそのまま置いて、猫が来てその肉を食べたら、誰の責任だろうか? 猫か、それともむき出しの肉か?」と語り、化粧をして、布で身体を覆い隠さない女性を肉に例えた。この発言は26日、News Limited(ニュース社)によって報道された。

ICVは、同教主が女性をむき出しの肉に例えたのは、強姦行為を根拠も無く正当化する発言だとし、同教主を批判、辞任を要求した。Sherene Hassan(シェレン・ハッサン)ICV委員は、「これらの発言は非常に侮辱的なものであり、イスラム教の教えとは全く関係のないもの。ICVは、同教主にオーストラリア全国民への謝辞とこの発言の撤回を要求している」と述べた。

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