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二酸化炭素の蓄積量 記録的水準で上昇 気候変動への対応急がれる

キャンベラ20日-大気中の二酸化炭素の蓄積量が専門家の予想よりも急速に進んでいることを受け、グリーン党は、同問題について緊急の対応が必要だとした。

英国の「The Age」(ディ・エイジ)紙の報道によると、人間活動に起因する地球温暖化を引き起こす原因であるガスの集積が予想以上に多く、気候変動問題に対処するために残された時間はわずかだという。

世界各地に設置されている計測器の数値によると、二酸化炭素の蓄積量が2006年には記録的な水準で上昇した。グリーン党の上院議員Christine Milne(クリスティン・ミルン)氏は、「土、森、海洋は、二酸化炭素を以前ほど吸収しなくなってきた。その結果、気候変動が急速に進んでいる。以前は、気候変動問題に取り組むまでに10から15年の猶予があるとされていたが、今こそ緊急事態として気候変動への対応を急ぐべき」と語った。

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