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グレートバリアリーフへの最大の脅威は気候変動

ブリスベン7日-科学的機関Great Barrier Reef Fundation(GBRF:グレートバリアリーフ基金)は、グレートバリアリーフ存続を脅かす最大の要因5つを発表し、最大の脅威とされる気候変動問題に対し緊急に対策を打たなければ取り返しのつかない結果となると警告した。

気候変動問題の次にグレートバリアリーフを脅かしている問題は水質汚染、魚の乱獲、海岸地域の開発、船舶問題と続いている。

GBRFによると、気候変動による海水温の上昇によってサンゴ礁の広範囲に白化減少が起こり、白化したサンゴは1ヶ月ほどしか生存できないため、サンゴ礁周辺の水温が下がらなければこれらのサンゴは死滅してしまうという。

 グレートバリアリーフには年間約200万人の旅行者が訪れ、オーストラリア経済に約40億ドルもの収入をもたらしている。一度白化してしまったサンゴ礁が回復するのには15年から20年かかると言われ、オーストラリア経済にも大きな影響が出るものと見られる。

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