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テロ容疑者、爆弾を作る化学物質材料と製造手順を所持

シドニー6日-6日Penrith(ペンリス)地方裁判所で行われた陪審審理付託決定の予備審問で、Wendy Abraham(ウェンディー・アブラハム)検察官は、シドニー在住の9名のテロ容疑者がイスラム教過激派であり、イスラムのために暴力的な”ジハード(聖戦)”を遂行する決意をしテロ攻撃を企てていたと語った。

9名の容疑者は、大規模な被害を引き起し多数の死傷者を出す可能性のある爆弾を作るために、その化学材料と製造手順を所持していたとされる。Mohammed Ali Elomar(モハメッド・アリ・エロマー), Mazen Touma(マーゼン・トーマ), Abdul Rakib Hasan(アブダ-ル・ハッサン), Khaled Cheikho(カーレッド・チーコ), Moustafa Cheikho(モースタファ・チーコ), Khaled Sharrouf(カーレッド・シャローフ), Mirsad Mulahalilovic(マーサッド・ムラハリロビック), Omar Baladjam(オマー・バラジャム), Mohammed Jamal(モハメッド・ジャマール)の9名は、偽名を使ってTATPやHMTDなどの非常に起爆性の高い爆弾を作る材料の多くを購入したとされ、これらの大部分は未だに発見されていない。

アブラハム検察官は法廷で、「被告らは、イスラムが攻撃されていると信じており、ジハードの最善の方法は暴力と考えている。この9名がテロ攻撃を共同で企んでいたという事実を証明する証拠は揃っている」と述べた。

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