国際

カタール航空、メルボルンへの航空便乗り入れ権利を獲得

キャンベラ16日-オーストラリアと湾岸諸国の1つ、カタールとの二国間航空協議で、カタール航空はメルボルンへの航空便乗り入れ権利を獲得した。これと同時に、オーストラリアの航空会社はカタールの首都Doha(ドハ)を中継空港として、ヨーロッパ各地への航空路を得ることとなった。

Mark Vaile(マーク・ベイル)運輸相は、「オーストラリアの航空会社は、ドハのような中継空港なしにはヨーロッパなどへの長距離航空便を運航することは出来ず、国際市場の中で十分に能力を発揮して他社と競合することが出来ない」と語り、今回の二国間航空協定の締結は、オーストラリア航空業界の中近東諸国との関係を発展させていく上で重要な出来事と、二国間協議の成功を謳った。

15日にダハで最終的に締結されたこの航空協定によって、カタール航空はメルボルン空港へ毎日航空便を運航することになり、2008年からはさらに国内のもう1つの都市へ就航する予定。

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