国際

オーストラリア軍、再びイラクで攻撃される

キャンベラ25日-この2日間で、イラクに駐在するオーストラリア軍が5回にわたって攻撃を受け、普段静かなイラク南部のDhi Qar(ディカー)地方に深刻な暴動への動きが押し寄せてきていることが懸念されている。

最後の事件は、オーストラリア軍パトロール隊が月曜日の攻撃で破壊されたオーストラリア軽武装車(ASLAV)の回収作業に向かった24日夜に発生し、暴徒らが小さな銃で銃撃戦を開始しロケット弾を投げ、既に焼き焦げたASLAVの車体に命中させた。この攻撃で、破壊されたASLAVの回収を行っていたもう一台の車両は軽い損傷を受けただけで済み、兵士の負傷者は出なかった。月曜日の攻撃では3名のオーストラリア兵が負傷しており、1人は足への火傷、裂傷、骨折などの被害を受け、オーストラリアへ帰国する予定。

最近になり、ディカー地方に駐在するオーストラリア軍が警戒地域をディカー基地周辺から隣のal-Muthanna(アルムサナ)地方にまで広げたことが、軍への攻撃が増加した原因ではないかと考えられているが、ディカー地方は湿地帯のために自動車の通れる道が限られており、駐在軍の安全を守るのは容易なことではないといわれている。

 

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