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3日間、妻だと勘違いして他人を看病した夫

メルボルン12日ー妻だと信じて3日間も病院で付き添った瀕死の女性は、実は赤の他人だった。

News Limited(ニュース社)が報じるところによれば、84歳の男性とその家族は、交通事故で重傷を負ってメルボルンのAlfred hospital(アルフレッド病院)の集中治療棟(ICU)に入れられた女性を付きっきりで看病していたが、男性の妻が入院していたのはAustin Hospital(オースティン病院)だったという。

家族は誤ってアルフレッド病院に女性を探しに行き、そこで別の患者を男性の妻だと勘違いしてしまった。オースティン病院のスタッフは、3日間にわたって必死で男性に電話をかけ続けたが、男性は電話を取ることがなかった。

オースティン病院のスポークスマンによれば、老夫婦は涙の再会を果たし、軽症だった女性は既に退院したとのこと。

交通事故の被害者である重傷の女性は、現在、家族に付き添われている模様。

二人の女性の外見は非常に似ており、ICUでチューブと機械に囲まれた状態では判断が難しかったと見られている。

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