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嵐の後遺症、2万軒が停電したまま夜を迎える

シドニー12日―洪水の大被害を受けたセントラルコーストとHunter (ハンター)地域で、12日夜、依然として2万軒余りが停電したまま夜を迎えた。

NSW州臨時代理エネルギー相のJohn Della Bosca(ジョン・デラ・ボスカ)氏は、先週の金曜日からの激しい嵐によって被害を受けた地域では、今までに、1万軒の住宅や商業用建物に電力供給が復興しているが、セントラルコーストで約1万2千3百軒、ハンター地域で約7千軒の住居および商業用建物が依然として停電していると語り、住民らに、電力復興作業員らが洪水のひくのを待つ間、辛抱強く我慢してほしいと、協力を呼びかけた。

嵐の勢力が最も激しかった時点では、4つの主要変電所が停電したため、ハンター地域とセントラルコーストで、20万軒以上が停電し、電力会社Energy Australia(エネルギーオーストラリア)社の電話センターは、9万3千件余りの通報を受けたという。現在、1,300人以上もの同社従業員が、同地域の復興作業にあたっており、他の電力供給会社Energex Queensland Victoria(エナージェックス・クイーンズランド・ビクトリア)、Integral energy NSW(インテグラル・エネルギーNSW)、ACTEWAGL(アクテワグル)、Country Energy(カントリー・エネルギー)らも復興作業に協力している。電力供給に問題がある場合は131388へ電話で問合せをすることが可能。

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