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与野党のブロードバンド計画 「現実性に欠ける」

パース18日ージョン・ハワード首相は18日、20億ドルを拠出してブロードバンド計画を実施すること発表した。これにより、2009年6月までにオーストラリア人口の99%が1秒に12メガバイトを受信できる高速ブロードバンドの利用が可能になるという。

一方、労働党は光ファイバーネットワークの使用を計画しており、実現すれば、人口の98%が利用可能となる。しかし、同計画の実施には47億ドルの巨額の資金が必要となり、納税者の負担は大きい。

Australian Computer Society(オーストラリアン・コンピューター・ソサイアティー)のReg Coutts(レグ・クーツ)教授は、与野党がブロードバンド整備の重要性を認識していることは良いことだが、「1秒に12メガバイトの受信」、「オーストラリアのどの地域でも利用ができる」、「2年間で整備が完了する」という考え方は非常に非現実的であるとした。実際、電話サービスをいまだ受けられない地域があるのが現実。クーツ教授は、与野党の協力の下、長期的なブロードバンド計画の構築が必要であると強調した。

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