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薬物、アルコールの摂取、歯の腐敗を進める

 【アデレード30日AAP】オーストラリア歯科協会のマーク・ハットン会長は、アンフェタミンやそのほかの娯楽用薬物を頻繁に摂取する若者の間で、歯の腐敗が蔓延する危険性があるとした。

 「若者は薬物が引き起こすダメージについて認識する必要がある。アルコール、タバコ、薬物は歯と歯茎に致命的な影響を与える」とハットン会長。

 国家薬物・アルコールリサーチセンターが先週発表した報告書によると、24歳の人で昨年アンフェタミンを使用した割合は12%。薬物の中にはその性質が酸性のものがあり、薬物摂取の際に炭酸水や糖分の多い飲料水を一緒に摂取する傾向が高いことから、歯へのダメージは深刻だという。また、定期的な歯科検診を怠る若者が多いことが、問題をさらに大きくしている。

 「今は健康そうに見える歯や歯茎も、その状態が長期的に続くとは限らない」とハットン氏は若者に対し警告を発した。

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