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ジャンクフードの宣伝に人気キャラクターの使用禁止

 【キャンベラ31日AAP】フェアファックス紙の報道によれば、野党労働党は、子供の肥満問題への対策として、シュレックなどの人気キャラクターを食品包装へ使用するのを禁止する構えをみせている。

 緑の党のボブ・ブラウン党首は、「子供へ栄養価の無いジャンクフードを宣伝するために、アニメキャラクターやオモチャを利用することを規制する労働党の案を支持する。同案によって、親が子供のために健康的な食品を選択し易くなるだろう」と、労働党の動きを支持する構えを表明。ブラウン上院議員によれば、肥満問題による年間費用はメディケア費用の2倍、210億ドルにおよぶという。

 同案は、子供対象の食品や飲料に、シュレックなどの商標キャラクター、オモチャ、その他の景品等を付けることを禁止するもの。さらに労働党からは、トニー・アボット健康相が繰返し却下してきた、子供を対象としたジャンクフードの宣伝を規制する案も出されることが予測されている。

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