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ハワード首相、パルプ工場建設に条件つきで支持の姿勢

 【キャンベラ1日AAP】ハワード首相は、物議を巻き起こしているタスマニアのパルプ工場建設について、環境上の条件を満たすのであれば支持すると表明している。

 一部のメディアでは、ハワード首相が建設を無条件に支持するような報道がされているが、これに対して首相は「昨日のコメントの中で、私はパルプ工場の建設を望んではいるが、建設計画続行の最終決定は環境条件を満たせるかにどうかによるという点を明言したはずです」と1日の声明の中で述べた。

 またハワード首相は、マルコム・ターンブル環境相が計画を裁定するための手順を既に定めており、細心の注意を払ってこの手順に従うと述べている。

 タスマニア州議会は31日、ガンズ社によるタスマニア北東部のタマー渓谷での20億ドルの建設計画を許可する採決をした。よって、建設の最終決定はターンブル環境相によってなされる。

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