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人種差別が引き起こす精神的ダメージ 調査結果

 【メルボルン17日AAP】4000人以上を対象に実施した調査にもとづいたヴィクヘルスの報告書で、英語圏以外の国の出身者のVIC州民5人に2人が医療機関で無礼な行為や侮辱行為を受けたと報告しており、そのうち頻繁に差別を受けると答えていた少数いたことが判明した。

 差別を受けたと場所に関して、40%が職場、30%が教育機関と答えた。また、スポーツや公的行事で人種に関する辛い経験をしたと回答した人は約45%。19%が警察によって人種差別を受けたと答えた。

 同報告書によると、差別に苦しむ人は精神的ダメージを受け、喫煙、薬物や飲酒の乱用に陥る傾向が強いという。

 前豪医療協会会長で現在メルボルン西部でGPとして勤務しているムケッシュ・ハイカーワル氏は、今回の報告書で人種差別と精神障害に強い関連性があることが証明されたとした。「差別を受けることで、孤立感や社会からの疎外感を味わう」とハイカーワル氏。

 一方、ヴィクヘルス会長のトッド・ハーパー氏は、VIC州の90%が、異なる文化背景を持った人々で構成される社会を良いことだと考えていると回答した点について言及した。

 報告書は、民族間や地域社会間のネットワークを構築するために、コミュニケーションや教育関連のキャンペーン、地域促進プログラムなどを導入することを奨励している。

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