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市民権取得テスト 10月1日より導入 キャンペーン開始

 【キャンベラ17日AAP】オーストラリア市民権取得のための新テストの広告キャンペーンが17日より開始した。ケビン・アンドリューズ移民相は17日、第1回市民権取得テストは10月1日に実施されると発表。受験者は、オーストラリアの歴史、政府、地理、伝統について記載されている小冊子で勉強し、試験に備えることになる。

 17日、この無料小冊子の配布が正式に開始した。約2ヶ月前に公表した草案にはハイデルバーグ派の重要性などを含む、オーストラリア人となる意義について記載されており、アンドリューズ氏への批判が集中した。

 試験はコンピューターを使用して実施され、問題は小冊子から出題される。20問中12問正解すれば合格となる。小冊子は移民省のウェブサイトから入手が可能。

 アンドリューズ移民相は、1390万ドルを拠出し、移民が市民権取得テストの準備ができるように4年間にわたって支援していくと発表した。支援の内容についての情報が今後、ウェブサイトで閲覧することができるようになる。

 移民は市民権取得の資格を得るために4年間オーストラリアに在住しなければならない。 また、市民権取得のためには以前よりも高い英語力が要求される。

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