一般

車への投石罪に最長14年間の懲役

 【シドニー20日AAP】NSW州で新たに施行が予定される法律では、車への投石罪に対し最長で14年間の懲役判決を言い渡される可能性がある。モリス・イエマ同州首相は、来週にも同法案を議会へ提出する予定。

 今週火曜日の夜に、シドニー北部、アランビーハイツで、車に投げつけられた石によって、乗客だった17歳の少年が頭部に重傷を負う事件が発生。警察によれば、シドニーの北部海岸地区だけでも、過去12カ月間に同様な投石事件が少なくとも6件発生しているという。

 6月には、シドニー西部郊外、ウィルモットで、バスへの連続投石事件が発生し、同地域のバス運行が1週間停止せざるをえない状態となった。7月には、NSW州南部海岸地域のプリンセスハイウェイを走っていた車に石が投げられ、22歳の二コール・ミラーさんが頭部に重傷を負った。8月には、同州北部海岸地域のパシフィックハイウェイを走る車に、石を投げつけて窓ガラスを割ったティーンエイジャー3人が逮捕されている。同月にはさらに、シドニー南西部のM5道路でも投石事件が発生し、トラックの窓ガラスが割られた。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら