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青年作家賞に干ばつを描いた短編小説が選ばれる

 【シドニー21日AAP】NSW州に住む17歳の高校生が干ばつに苦しむ農民の短編小説を執筆し、シドニー・モーニングヘラルド紙の青年作家賞を受賞した。

 このコンテストは今回で23回目を迎えており、ダニエル・ファッジさん(17)の作品がNSW州の10~12年生によって書かれた1200以上もの応募作品の中から選ばれた。ダニエルさんの短編小説では、ある1人の農民が干ばつによって打ちのめされていく姿が描かれている。

 モーニングヘラルド紙のアラン・オークリー編集長は「受賞作品では、とても美しくて意外な言葉が織り交ぜられており、心惹かれました」と、ダニエルさんの作品を賞賛している。

 ダニエルさんは「僕はティム・ウィントン(オーストラリア人のフィクション作家)の影響を強く受けています。将来は映画の脚本作家になりたい思っています」と語っている。

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