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第4回パラシュートコース世界大会、 オーストラリアで開催

   【シドニー8日AAP】シドニー南部ピクトンで8日からパラシュートコース世界大会が開催されており、オーストラリアでのスカイダイビングに新たなスリルが加えられた。 

   国内からの7人を含む世界16カ国からの50人の出場者が、第4回目となるワールドカップ・パラシュート飛行大会に参加し、初日8日は、わずか1500メートル上空でパラシュートを開いたスカイダイバーが水上/地上の着陸地点へ向けパラシュートを操る技を競った。パラシュートを開いた後、ダイバーは操縦トグルの1つを引っ張りパラシュートごと螺旋を描きながら最高時速150キロにもおよぶ速さで急降下し、地上1.5メートルのゴールゲートに近づくにつれもう片方のトグルを引っ張り姿勢を立て直した。最初の競技では、速さが競われ、カナダ人スカイダイバーのジェーソン・モールスキーさんが、世界記録の2.72秒を破って2.6秒でゴールした。

   パラシュート飛行技術の正確さを競う最終競技、ゾーン・アキュラシーでは、ダイバーは片足で水面に触って再び上昇した後、砂地に着陸する前に数回にわたって水面に触ることを繰り返すことによって得点を上げることができる。今年は、昨年の大会で銀メダルを取ったオーストラリア人スカイダイバーのマイケル・ボーガンを含む地元チームに大きな優勝の期待がかかっている。同大会は日曜日が最終戦となる。

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