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乳幼児への咳止めシロップ使用は有害無益

 【メルボルン17日AAP】乳幼児に咳止めシロップを飲ませても効き目がないだけでなく危険を伴うため、オーストラリア人小児科医が使用禁止を訴えている。

 メルボルンで開かれた一般開業医の会議においてコリン・ロバートソン教授は、医師や親たちが乳児に咳止めシロップを飲ませるのは、自分たちの気休めに過ぎないと語った。今年8月、米国食品医薬品局(FDA)は児童(特に2歳未満)向けの市販の咳止め薬に警告を発しており、乳児対象の医薬品の自主撤廃を促している。

 ロバートソン教授は「咳止めシロップを飲ませることは子供にとって益になるよりも害となることが明らかになってきています。有益性に関する証拠はなく、深刻な副作用を引き起こす危険性があるのだとすれば、FDAの意見に耳を貸し、2歳未満の子供に咳止め薬を使用するのを禁止するべきでしょう」と述べている。

 またロバートソン教授は、咳止め薬の宣伝でうたわれている内容の大半は根拠に乏しいものであると指摘している。

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