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新たな減量方法、テレビコマーシャルの間にプチ運動

 【シドニー26日AAP】最新の研究結果によれば、テレビコマーシャルの間にソファーから立ち上がって体を動かすなどの軽い運動を日常生活に取り入れるだけ、カウチポテト族のウエストラインを縮めるのに効果があるという。

 長時間ジッとしていることは体の新陳代謝に著しい悪影響を与えるといわれる。ジッとしていることの多いオフィス勤務者や、運動を面倒くさがるタイプの人は、軽い運動を短時間日常生活に取り入れるだけで、この悪影響を軽減させることができるという。同研究を行ったメルボルンの国際糖尿病研究所の研究者、デイビッド・ダンスタン教授は、「コマーシャルの間にソファから立ち上がっただけでもウエスト周りや血液中の脂肪とグルコース量に好影響を与えます。ここで皆さんへ伝えたい大切なメッセージは、ジッとしている間にわずかな運動を定期的に取り入れるだけで新陳代謝に好影響を与えるという事です」と、軽い運動を定期的に取り入れることの重要性を語った。

 オーストラリアの大人の約60%が太り気味または肥満といわれており、運動不足と不健康な食生活が大きな原因となっている。スポーツ医学オーストラリアによる最近の調査では、国民の16%が極度の運動不足に陥っており、1週間に10分間歩くことさえしないという。

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