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醤油と酒に含まれるEC 発がん性物質の可能性高まる

 【キャンベラ17日AAP】オーストラリア・ニュージーランド食品局(FSANZ)は、醤油などの一般的な食品に含まれるカルバミン酸エチル(EC)が発がん性物質である可能性が高まったとし、警告を発した。

 カルバミン酸エチル(EC)は、パン、ヨーグルト、アルコールなど、加工・保存の際に発酵する食品に自然発生する可能性がある。

 国際がん研究所は昨年、ECが発がん性物質である危険性を「可能性がある」から「可能性が高い」へと引き上げた。FSANZは「ECに関する新たな知識を得たことで、特定食品の消費量を制限し、適切な飲酒量を守ることで、ECの摂取量を減少させることが奨励されるだろう」とした。

 一方、FSANZが独自で行った研究で、オーストラリアではECはそれほど大きな問題ではないことが分かった。同研究では、225種類の食品サンプルがテストされ、ECが検知されたのは醤油だけだった。また、30種類のアルコール飲料をテストしたところ、13種類に「微量」のECが検知された。ECレベルが最も高かったのは日本酒、シェリー酒、ポート(ワイン)だった。

 FSANZは「オーストラリアのECレベルはオランダや英国で報告されているレベルよりも低かった。オーストラリアの食品においてECの脅威はほとんどない」としたが、アルコールに関してはガイドラインが奨励する摂取量を守るように促した。

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