【ACT10日】 アルバニージー政権は、イラン女子サッカーチームに亡命を認めたことを受け、短期滞在ビザの規則を強化しようとしている。
労働党は、出身国で危機が発生した場合に、内務大臣が特定のビザ保持者のグループ全体のオーストラリア入国を停止できるようにする新たな法律の成立を目指している。
この法案は9日に提出されたが、その数時間前にはアルバニージー政権がイラン女子サッカーチームの5人のメンバーに政治亡命を認めていた。現在でも、国家の利益に反すると判断された場合、政府は個人のオーストラリア渡航を止めることができるが、その場合はビザを一件ずつ取り消す必要がある。
今回の変更では、内務大臣が「入国管理決定(arrival control determination)」と呼ばれる単一の命令を出すことで、特定のグループや「カテゴリー」に属する人々のビザを一括で停止できるようになる。
ジュリアン・ヒル内務副大臣は下院で次のように説明した。「現在、オーストラリア国外には、休暇や会議への出席など、本来は一時的な目的で渡航するための権利として発行された一時ビザを持つ人が多数いる。中東の現在の状況が示しているように、状況は非常に急速に変化する可能性があり、これらの一時ビザ保持者が当初の目的を果たせるかどうか、あるいはオーストラリアに入国した場合にきちんと出国するかどうかにも影響を与えかねない。こうした状況では、政府が適切に対応できることが極めて重要であり、特定のグループや非市民がオーストラリアへ渡航する能力に一時的な制限を設けることも含まれる」
提案されている法案では、内務大臣は、もし申請時点で出身国の危機がすでに起きていた場合、その人たちはビザを拒否されていた可能性があると判断する必要がある。また、この措置を発動するには首相と外務大臣の書面による同意が必要であり、全員がその措置がオーストラリアの国益にかなうと確信していなければならない。
なお、すでにオーストラリア国内にいる人々には、この措置は適用されない。
ソース:news.com.au – Labor moves for blanket pause on short-stay visas from crisis-hit countries