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ラッド首相、腹痛の原因はパーティ・パイ

 【キャンベラ4日AAP】ケビン・ラッド首相は、5月3日に行われたナショナル・ラグビー・リーグ(NRL)の試合を観戦後に嘔吐(おうと)を伴うひどい腹痛に襲われたことに関して、先に食べたパーティ・パイか、他の香味の強い食べ物が原因であると語った。

 ラッド首相はその翌日の4日、NSW州労働党会議で回復した姿を見せたが依然不調であった様子で、軽い心臓発作に見舞われたのではないかという噂まで流れた。

 首相の事務所は3日、腹痛の原因はソーセージに衣をつけて揚げたアメリカンドッグであるとしたが、首相が観戦していたブリスベン・ブロンコ対ウエスツ・タイガース戦の試合会場であったシドニーのANZスタジアムはアメリカンドッグを販売していないとコメント。首相は4日、その原因をパーティ・パイとした。

 ラッド首相は、自分の食べ物に対して毒味係をつけることについて「税金の無駄遣いになるので必要ない」と述べた。

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