国際

ラッド首相、G8サミット参加のため日本へ出発

 【キャンベラ8日AAP】ケビン・ラッド首相とペニー・ウォン連邦環境相はG8サミット参加のため8日午前、北海道に向けて出発した。

 今回のサミットは地球温暖化問題に関して首脳レベルで話し合う初めての機会となり、その一環としてラッド首相も9日にわずか6分であるが演説を行う予定。

 首相は出発前にレポーターに対し次のように話した。「各国首脳と共に京都議定書に添った成果を上げたいと思っているが、今回のサミットで環境問題を大きく進展させることは難しいと思う。しかし、問題に対する対応が急務である今、サミットが各国を刺激するきっかけになればいい」。

 ラッド首相はオブザーバーとしてサミットに出席する。オーストラリアのG8サミット参加は今回が初めて。

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