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NSW州政府、元豪軍兵の殺人事件に懸賞金10万ドルを提示

 【シドニー12日AAP】NSW州政府は12日、2004年にシドニー南西部で元オーストラリア軍兵士が撲殺された事件の解決のため、懸賞金10万ドルを支払う用意があることを発表した。

 被害者のマーク・ケネディさん(当時39才)は、2004年6月21日にブラックタウンの私道で死体で発見され、頭部には鈍器による大きな損傷を負っていた。ケネディさんが最後に目撃されたのは、6月19日の昼食時に親戚を訪ねたときだった。

 デビッド・キャンベルNSW州警察大臣は12日、検挙に結びつく有力情報に対し10万ドルを提示している。「この事件は地元ブラックタウンに衝撃をもたらしており、犯人は法の裁きを受けるべきである。警察では事件の捜査を継続しており、さらなる情報提供によって捜査が前進すると考えている」とキャンベル大臣。殺害されたケネディさんは元オーストラリア軍兵士で、両親と同居していたが、事件当時はケネディさんの両親は休暇中だった。

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