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「来年には住宅ローン返済者の4分の1が生活苦に」 調査結果

 【キャンベラ22日AAP】住宅ローン保険会社ジェンウォース・ファイナンシャルによる最新の調査「住宅ローン・トレンドレポート」において、回答者の27%が来年には住宅ローン返済のために家計が苦しくなるであろうとみていることが明らかになった。同じ回答をした人の割合は、昨年は18%、2006年で15%であった。

 金利高騰に懸念を示す回答者は44%(2007年:26%)と一番高く、失職など何らかの個人的理由でローン返済できなくなることに不安を感じている人より多いことも分かった。

 この結果に関してジェンウォース社の全国部幹部のピーター・ホール氏は「通常ローン返済ができなくなる理由は、病気などにより職を失い収入源がなくなることが多いのだが、ローン返済額が個々の支払い可能限度に達している場合、個人の理由はさほど大きな影響を与えない」と話した。

 また同調査では、借家住まいの人の46%が典型的なオーストラリア人の夢であるマイホーム購入を夢見ているとしたものの、家購入可能な家計状況にあるとした人はたったの15%であった。

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