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ラッド首相、オリンピック選手団を北京で激励する予定

 【北京2日AAP】ケビン・ラッド首相がオリンピック開催に合わせて北京を訪問する予定で、オーストラリア代表選手らを激励することになっている。現職のオーストラリア首相が海外で開催されるオリンピックに出席するのは1976年以来、実に32年ぶりとのこと。

 豪オリンピック委員会のジョン・コーツ委員長は「中国とは多方面で関係があるため、オーストラリアにとっても重要な行事です」とコメントしており、「ラッド首相は、北京訪問の最大の目的は選手団をサポートすることだと明言しています。これは大切なことだと思います」と続けている。

 ラッド首相は8月7日に北京入りし、オーストラリア代表選手団の公式レセプションやオリンピック選手村での歓迎式典に出席する予定。8日には開会式に出席し、9日にはオーストラリア選手の出場する競技を観戦した後に北京を出発することになっている。

 また中国語が堪能なラッド首相は、北京滞在中に中国進出のオーストラリア企業を支援するオーストラリア・ビジネスクラブの開設に立ち会う予定。

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