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豪政権、パキスタン新政権への支援の拡大を示唆

 【キャンベラ21日AAP】20日、パキスタンのアシフ・アリ・ザルダリ新大統領が国会で初演説を行った数時間後、国会近くにあるマリオットホテルで爆弾テロが発生し、約200人が負傷し、60人が死亡した。これを受け、豪政府はパキスタンがテロと戦うために支援をさらに拡大する可能性を示唆した。

 スティーブ・スミス豪外交・貿易相は、今回のテロ攻撃はテロリストがパキスタンの民主化や安全保障に深刻な脅威をもたらす存在であることを改めて示したと語った。「ザルダリ大統領はテロとの戦いを続行する決意を示した。断固とした態度で効果的にテロリストと戦うために、今こそ国際社会はパキスタンに対し支援を申し出るとき」とスミス氏。

 スミス氏は、連邦政府はパキスタンの新政権を支援するため、「法執行準備の支援、対暴動活動の訓練や技術面の協力」などを含む援助の拡大を検討しているとした。

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