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フットボール監督有罪 24人に性的虐待

【メルボルン18日AAP】  VIC州地方裁判所は18日、1975年に3回にわたって少年に性的虐待を加えたとして、服役中の元フットボールコーチ、ロバート・ジェームス・オニール被告(73)に、1年の禁固刑を言い渡した。

 

オニール被告は、1972年~1993年の間に、23人の少年に性的暴行を加えた罪で有罪となり、10年の禁固刑で服役中。VIC州地方裁判所のロバート・ダイアー裁判官は、「当時、身寄りもなく困難な家庭状況にあった少年を、自宅へ連れ込みアルコールを飲ませるなどしたのは、略奪行為以外の何ものでもない」と述べた。

 

この少年は自身が50代となる2015年まで、虐待について明かしていなかった。オニール被告は2004年、23人の少年に対する性的暴行の罪で14年の禁固刑を言い渡されたが、最終的に執行猶予のつかない10年の禁固刑となった。被害者は8歳~16歳で、すべて男性だったことが分かっている。

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