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薬物使用・性的暴行疑惑のブロンコズの選手、証拠不十分で不起訴 

 【ブリスベン10日AAP】ブロンコズに所属するラグビー選手3人が9月13日、ブリスベンのナイトクラブで薬物を使用した上、24歳の女性にトイレで性的暴行を加えたとされる事件で、警察は証拠不十分で3人を不起訴処分にした。3人はブロンコズ所属のカーマイケル・ハント選手、ダリウス・ボイド選手、サム・タイデイ選手。

 12人の捜査官からなる捜査チームは性的暴行疑惑に関して徹底的に調査を行った。警察は薬物を使用しているとされる映像が撮られた携帯のビデオカメラを入手し、法廷弁護士であるティム・カーモディー氏に提出し、独立評価が実施された。

 ボブ・アトキンソンQLD州警視総監は10日、警察とカーモディー氏は3人を起訴するには証拠が不十分であると結論付けたとした。アトキンソン警視総監は「性的暴行容疑に関しては、原告や被告が誰であろうと徹底した捜査が行われるべき。今回の捜査が通常よりも質の高いものだったと思われたくないが、関係者が有名人であったことからカーモディー氏から助言を得た」と語った。

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