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ウッド被告、誕生日に判決内容の言い渡し

 【シドニー27日AAP】13年前にガールフレンドを殺害したとして、有罪判決を受けたゴードン・ウッド被告に対する判決内容の言い渡しが、同被告の46歳の誕生日である12月3日に行われることになった。

 ウッド被告は1995年6月7日、ガールフレンドのキャロライン・バーンさん(当時24歳)をシドニー東部ザ・ギャップの崖から投げ殺害したとして今月21日、有罪判決を受けた。しかし同被告はずっと無罪を主張しており、被告の法定弁護人であるウィンストン・テラチーニ弁護士は裁判官に対し、ウッド被告が悔恨や後悔を態度に出さないのは無実であるからだと述べた。

 27日にNSW州最高裁でウッド被告の判決聴聞会が開かれたが、終了後、裁判所の外では同被告の母親であるブレンダさん、被告の姉妹であるミッシェルさんとジャックリーンさんがレポーターに対し、「キャロラインさんが亡くなったことは私たちにとっても辛いこと。しかし、無実の男性を有罪にするとはひどく間違った判決である」と述べた。

 ジャックリーンさんによると、事件に関する事実と公判で用いられた証拠を公開して人々に判断してもらうよう、ホームページを開設する準備を行っているという。

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