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体外受精で赤ちゃんの性別を選択したい女性たち、タイへ渡る

 【メルボルン6日AAP】VIC州在住の女性たちが、赤ちゃんの性別を選択するためにタイへ渡航しており、体外受精での男女産み分けを規制する法律を巧みに回避している。

 費用は最高1万ドルに上るが、どうしても赤ちゃんの性別を選択したいという女性たちが、タイに渡って治療を受けているという。オーストラリアでは2004年に、保健倫理委員会が男女産み分けの行為を却下している。VIC州では、産み分けを援助した医師は実刑となる。

 ヘラルド・サン紙の報道によれば、タイ医療審議会は赤ちゃんの性別を選択する行為を容認しているわけではないが、タイ国内の複数のクリニックが治療を実施しているため、アメリカよりも安価な代替渡航先になっているという。

 メルボルンIVFの最高責任者、リンドン・ヘイル医師は、男女産み分けを援助して欲しいという多くの女性からの依頼を断っており、患者自身で情報をインターネットで得るようにと指示したと語っている。ヘイル医師は「私たちは患者にタイについて話します」、「ウェブサイトにアクセスして、あなた自身が手続きをするようにと提案します」と続けた。

 

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